空き瓶は 使えそうだとイメージできるものは 洗って、とっておきます。
たとえば、この粉も、保管に重宝しています。
今どきは 保存用に 商品包装袋そのものにジッパーがついているものが多いのですが、完全に閉めることができるとは限らない上にジッパー周囲に付着した粉で 完全密封ということにならないのが現状です。
ご承知のように、粉ダニという嫌な虫が これらの粉製品をむさぼるという説には ゾッとします。
適切な口径のガラス瓶は本当に使い勝手が良く便利です。
さて、これに取り出しましたるものはと言いますと、犬用の食品です。
「おなかエイド」という商品で 最近発売になりました。
総合栄養食に分類されますが、私のように中型犬の主食を、これだけで賄うことは到底無理ですから ほんの、ふりかけ程度に使っています。
寒さが祟ったのか、我が家の愛犬ブチコ(14才)の軟便が三日ばかり続いたので、しばし様子を見るも、改善しないため、ここでこの製品の出番だと思って 早速試してみました。
ただの軟便や下痢は 一過性の場合も多いので 他の症状が見られなくて 元気度が平常通りであれば ひとまず要観察ということにしています。
今回は 最初の軟便で半日の絶食後、緩い米の粥を与えて様子を見ました。これ、私の常套手段です。
しかし、想ったほどの改善が見られなかったため、ここで 一発テストのチャンスとばかりに与えてみた次第。
すると まあ どうでしょう。
翌日の便が 正常に戻っているではありませんか。
明らかに「おなかエイド」の成せる技だと分りました。
私は 下痢止め、痒み止めなどの薬品に手を出すのは 最後の最後の手段としているので 食餌療法で様子を見ることにしています。
当たりましたよ!!
先日の「エミューオイル」の実験(1月15日のブログ)に続き、今回も これで軟便、下痢は解消されました。
※ ただし、数日経っても改善が見られない、他に食欲不振などの症状が見られる場合には 迷わず受診しましょう。
単純な下痢ではないこともあるので 的確な判断をお願いします。
この粉が 予想以上に良い仕事をしてくれると 愛犬の速い反応を目にして実感できました。
店主が全幅の信頼を寄せている、盲導犬育成団体「アイメイト協会」のフードを担当している会社ならではの 名実共に確かな製品です。
盲導犬が 歩行中の下痢や軟便という事態を極力避けるために、お腹の健康を徹底的に考えて誕生した製品だそうです。
犬の不調は 即ち、飼い主さん、利用者さんの負担をも招いてしまいますからね。
150g 1,100円と450g 2,970円の二つの容量があります。
安易に薬に頼ることなく 自然にお腹を癒してくれる優しい手段を選ぶ人は 是非ご検討下さい。
半月ほど経つ現在も、ブチコの便は快調を保っています。
こちらは 同シリーズの「リラックスエイド」です。
不安や緊張を緩和させるメンタル面での健康を意図して設計されました。
これも ご飯にふりかけて与えるのが一般的ですね。
メンタル面のケアに 薬ではなく、このような食での対策も助けになると思います。
仮に効かないとしても 決して有害なものではないので 安心してお勧めできます。
愛犬の症状に気づいたら 何が何でも 即動物病院に走るという飼い主さんがおられますが、冷静に様子を観察し、他に気になる症状や行動、仕草などが続いたら そこで迷わず受診していただきたいですね。
放置はいけませんが、動揺と不安で 愛犬を病気扱いすることが 余計に愛犬を不安にし、本当の病気にしてしまうこともありますよ。
落ち着いて観察し、いつもとは明らかに違うという勘が収まらないなら 是非 受診しましょう。
一次の軟便、下痢などは まず様子を見て 最低3日は 推移を確認してみましょう。
飼い主の不安、緊張が 愛犬の不安と緊張を招くことも 是非 知っておいていただきたいと願います。
リラックスエイドも おなかエイドと同じ容量、同じ価格です。
無論 二つを一緒に与えても大丈夫です。
保管には 粉ダニなどの防止に留意し、前述のガラス瓶に移す、または、冷凍、冷蔵という手段をお願いします。