メルヘンに遊ぶ  (命に寄す)♪

 

満開を過ぎて そろそろ散ろうかという芍薬島に 可愛らしい花びらの小船に揺られた犬たちが辿り着きました。

でも、ここは目的地ではありません。

優しい仲間たちが 声をかけてくれましたが、先を急いでいるのです。

 

 

なんとも良い香りの花びらは、ついに散ってしまいましたが、犬たちを慕うように、そして励ますように、花びらの小船となって 海をたゆたっていきます。

波に揺られて、どこまでもどこまでも、楽しそうに 花の小船は流れていきました。

 

一番前を行くクロちゃんも、すぐ続いていくシロちゃんも ほんわか、ふんわり、これから どこに行くのでしょうか。

自分の力では 幸せという場所に着くことはできません。

 

 春の海を、花の小船にちょこんと座ったブチ君は、ちょっと眠そうです。

でも、この子たちは みんな それぞれに 幸せという港に向かっていくから、その顔はとても穏やかで、期待にあふれていました。

どの子も 小船から落ちないように、波穏やかなまま 幸せ港に 無事に着けるようにと、春風が優しく押しているようでした。

あの子も この子も、みんなみんな この春風のように守ってくれる力によって 運命の海を渡っていけますように。

|店主のつぶやき|17:04| - | 2018.04.25 Wednesday |