この度の災害を振り返って

 この度の大雨による水害で甚大なる被害に遭われた皆さまに、心からお見舞申し上げます。

刻々と伝えられる犠牲者の数の多さには言葉を失い、ご本人の無念と、ご家族の心痛を想うだけで、我が事のように辛い気持ちです。

報道には出ない犬や猫、家畜などの犠牲もあったことと推察し、彼らを守り切る余裕も許されなかった飼い主さんのご心境にも想いを馳せております。

どれほどお辛いことでしょうか。

自然の脅威をまたしても見せつけられた、仕方ない、で済まさず、次なる不幸をいかに防ぐことができるかを考える機会として、この試練を活かすことが 亡くなった命への供養だと思えてなりません。

自分で身を守ることのできない愛犬、愛猫を危険から守る手立てを 平素から考えておくことの大切さを教えられました。

 広島県三次市に住む友人のN青年は、川が近くに在りながら、まさかの水害が我が身に起こることを予想だにしていなかったそうで、玄関の外に出た瞬間に初めて 事の重大さに気づき、慌てて逃げ支度に及んだそうです。近所は既に避難していて、迫りくる水から一秒でも早く逃げること以外頭になく、財布と 2匹の愛猫を、水没しかかった車に積むのがやっとだったとのことです。

尋常ならぬ怯えで逃げ惑う愛猫を必死でつかまえ、両手に無数のひっかき傷を負いながらも、命からがら 鳥取の実家に走ったそうです。帰宅後に 持ち出せなかった愛猫用の食料を買いに現れたN青年は ステテコ姿で、苦笑いの顔は あきらかに疲れていました。

道中の状況も深刻で、水没を免れた会社の車で 必死に難を逃れた「武勇伝」を振り返っていました。

 茨城、青森など、遠く離れたお客様から 私の安否を尋ねるメールをいただき、困っていないかとの温かいお心遣いに感激しました。

また、被災地広島のお客様からも 鳥取のことを案じてのお尋ねを受け、ご自分も罹災しておられるというのに、気遣いをして下さる温かさに あらためて これらのご縁に感謝の手を合わせた次第です。

犬や猫を通じて お互いを思い遣る絆を実感できた今回の災害でした。

災害王国日本に住む以上、どこで どのような被害に遭うか分りませんね。

まさかの事態に備えて 愛犬愛猫、そしてご自分の身を守る術を今一度考えてみましょう。

 

|-|07:37| - | 2018.07.09 Monday |