光希の一時帰宅

 

 ビンチェーロをお宿にしているも、ラピス家の一員として里親登録をしている光希が、先週から、週末に 足先の洗浄のため、帰宅しています。

野犬生活の末に捕獲され、当時の県収容施設(通称保健所)での暮らしを経て、ビンチェーロ入りした後、ラピス家の子となりました。

が、彼女の性質や、ご自宅の事情も鑑みて、早速に「入居」はできないため、ビンチェーロでの長期宿泊を続けているというわけです。

そんな光希も、この夏、足先に菌類の繁殖による痒みなどの症状が出たため、ひとまず局部的なシャンプーを実施することになりました。

ラピス母ちゃんに連れられて 初めて市内の自宅に「帰り」、初めて、浴室での洗浄を体験しました。

今日は その二回目。

光希が慕ってやまないラピスあんちゃんが出迎える自宅に 恐る恐る入り、階段に怯えながらも未だ見ぬ自宅を散策し、ついに、浴室での 専用シャンプーを使っての洗浄を果たすことが出来たと、ラピスかあちゃんが 嬉しそうに報告してくれました。

ドアの前で緊張のあまり固まる妹(光希)を励ますように歩み寄るラピス君に、応える余裕もない面持ちの光希でしたが、いつかビンチェーロを出て この快適な自宅に帰れる日が来るのを待ちましょう。

野犬生活から保健所という施設暮らし、そして ビンチェーロというお店暮らしを懐かしく思い出す家庭犬としての暮らしを、安心して送れるように、なおもリハビリは続きます。

 

 世の中で一頭ととして 共に居られる犬が居なかったラピス君に、生まれて初めて 心を許せる相手、理解し合える相手、そして安心してつきあえる相手として 光希は 記念すべき、そして奇跡ともいうべき大きな存在となっています。

この家に、ラピス君以外の犬が居ることなど 実に信じがたい状況ですが、これが日常になる日が来ますようにと 祈りながら眺めています。

 

|店主のつぶやき|17:59| - | 2018.08.25 Saturday |