一周忌

亡夫の一周忌法要を営みました。

菩提寺の雲龍寺さんによる自宅での読経を終えて お寺さんに伺いました。

紅葉がみごろになる11月下旬に公開される庭園に、燦燦と陽が降り注いでいます。

まだ紅葉していませんが、きちんと刈り込まれた築山が整然として身が引き締まります。

庭園公開期間、この庭を欲しいままにしていただくぜんざいの美味しいことといったら・・・・。

憂き世を離れて しばし自然の造形を眺めてみたい方は、遠方の京都などに行かずとも、こちらで充分 庭園鑑賞が楽しめますよ。

 

先日は 毎年行われる「お月見寄席」もありましたが、今回はあいにく伺えませんでした。

東京からベテラン真打ちの柳家さん喬師匠を招いての夜の寄席は とても楽しみにしています。

本堂のほのかな明かりの下、拡声器も使わず、江戸時代に戻ったかのような独特の雰囲気が なんとも言えません。

話芸の素晴らしさは 生で聴くことにより初めて体感する世界です。

来年は 是非また楽しみにしたいものです。

 

亡夫のために作った霊膳です。

彼は野菜が好きでした。

ねばりっこのお汁、大根の炊き合わせ、白菜と春菊の胡麻和えを作りました。

好物の黒豆は作りそびれましたが、きっと美味しく食べてくれていることでしょう。

本当は 禅僧が日常使う応量器という食器のセット(大小の漆の器がマトリョーシカのように入れ子になっているもの)を使うのが正式なのです。

亡夫が修行僧時代に長らく使い込んだ黒い応量器は 後生大事にしまいこんだままですが、次回の法要にこそ使おうと思います。

|店主のつぶやき|22:00| - | 2018.10.21 Sunday |