嬉しい演出を味わう

  このほど約40年に及ぶ天職を全うされたGさんが、こんな可愛らしいケーキを持って訪ねてくれました。

 職場の同僚で、保護犬の里親という共通点を持つOさんから贈られたのだそうでして、独りじゃ勿体ないし、一緒に食べてと持って来られたのです。

 愛犬タブちゃんと一緒の姿をジャムなどで絵に描いてもらったものだそうです。

以前も 保護猫の記念日に どなたかが作ってもらっていましたっけ。そうそう、智頭の山の斜面でワナにかかった状態でぶら下がったところを救護された「デンジロー」でした。

あのときも とっても可愛い猫の姿が全面に描かれたケーキを見て感激したものです。

 

 

サイズこそ小さいけれど、季節の果物が中に詰まっていて、優しい甘さのクリームも口に滑らかなケーキです。

タブちゃんに支えてもらったから元気で最後まで働くことができたと、Gさんは 心から愛犬をねぎらい、さらに愛情が深まったようですね。

ニコニコ笑顔のGさんとタブちゃんの姿が描かれたケーキをご一緒にいただきましたが、包丁を入れるのが申し訳ないような気持ちでした。

口にいれたら ほんわりと優しさが満ちてくる味でした。

歓送する立場で、このケーキを思いつかれた同僚のOさんの粋な発案にも感心します。

※ 断っておきますが、側面の苺のあしらいが崩れたのは、移動中の急ブレーキによるものですので悪しからず。

 

同伴のタブちゃんも 美味しそうなケーキの匂いに誘われて おすそ分けを期待して近づいてきましたが、結局もらえず、匂いだけで終わりました。

というわけで、彼女には、犬用おやつの試食コーナーで お相伴のつもりになってもらいました。

母ちゃんが 長らくのお勤めを終えて 土日も、夜も家に居る生活が始まることを 彼女は知っているのでしょうか。

母ちゃんを支えたタブちゃんを、今度は母ちゃんが支える日々が どうか楽しく健やかであるようにと願いながら、黙々とケーキを食べ進む私でした。

Gさん、ご馳走さまでした。

そして、Oさん、私までいただいちゃって、ありがとうございました。

Gさんの第二の人生が さらに充実したものとなりますように。

|店主のつぶやき|12:58| - | 2019.03.30 Saturday |