命の危機から救われた強運子猫たち  譲渡先募集中(S-5)

 この時季になると 以前ほどではありませんが、かかってくるのが 子猫保護のSOS電話です。

今日、2件のご相談電話があり、そのうちの1件の保護者さんが、子猫ちゃんたちを撮影のために 連れてこられました。

 聞くところによると、お仕事先で停車された場所で子猫の声を聞いたというご主人の話が気になって仕方のない奥さんは、どうにも心配で満足に寝られなかったそうです。

一夜明けて ダメ元で 鹿野町から車を飛ばし、八頭郡河原町の現場に急がれた奥さんは、用水路でさまよう5匹の子猫を発見。

4匹がミャアミャア鳴いているのを保護され、さらに念入りに探した結果、もう1匹を見つけ、5匹全員を無事保護することができたそうです。

その足で 動物病院に駆け込むと、先生は 幸いにも念入りに診察して下さり、全員が命の危険域には無いことを確認できたそうです。

今日午前中に ビンチェーロに連絡を下さり、自分ちでは飼えないながら、どうにかして貰い手を探すために 何をするべきかお尋ねを受け、私も、手順、要領など、基本的な情報をお伝えしました。

大半の方は、自分が飼えない猫を「丸投げ」しようとするものです。

助けてはやったけど、手間とお金をかける気がさらさら無い人が これまで あまりにも多かったので、最初は また その手の依頼かと身構えました。

しかし、今日の方は違いました。

だって、鹿野町から遠く離れた八頭郡の現場まで わざわざ救護に駆けつけるほどですもの。

ご主人の話を聞いて 小さな命が、危険の迫る国道脇、それも トラックが頻繁に出入りする場所に捨てられているのを 「かわいそう」の言葉だけで済ますことができなかったのです。

自分には関係ない野良猫ですが、幸運にも 野生動物や車、夜の低温に襲われることなく 無事で保護できたときは 「やった〜!」の声が思わず出たことでしょう。

 お店に来られて 撮影を済ませた後も 猫の保育について 熱心に質問されました。

母猫が居ないため、その代わりとなって 5匹を守らねばならないお役目が加わりましたが、面倒がるどころか、無事に送り出せるまで がんばってみますとの力強いお言葉に、こちらも元気をもらった気がしました。

 我々も、引き取りはできませんが、この方のように自力でがんばる人を応援させてもらうつもりです。

まずは、離乳までの期間を この方のお家で育てていただき、時期を見て 譲渡対象とさせていただきます。

 

みんな よくぞがんばった。

兄弟身を寄せ合いながら 必死で生きて、救護を待った甲斐がありましたね。

 

1匹だけメスと思われる子

 

キジのオス

薄い茶トラのオス

 

茶トラのオス

 

茶トラのオス

 

 

一夜明けて用水路に居た子たち。

運よく 水が無く 枯れ葉がクッションになっていたようです。

よく 狐などにやられなかったものです。

強運な子たちです。

 

前夜に ご主人の目撃情報を聞いて 胸を痛めた奥さんが、居てもたっても居られず、翌朝車を飛ばして向かわれなかったら、この子たちは 方々に無残な骸(むくろ)となって散乱していたことでしょう。

保護された方には この子達に成り代わってお礼を言わずにおれません。

本当によくやって下さいました。

忙しい日常に 新たに加わった「おしごと」を 全力でこなそうとされる善意には頭が下がります。

おそらく この子らの母猫が子猫から離れて 席をはずした間に 関係者が 子猫だけを夜間にでも捨てたものと推察しています。

 

 この子らは まだ譲渡会には参加しません。

もう少し 保護者さんに頑張っていただき、成長が安定したころを見計らっての譲渡となりますが、ぜひ検討したいという方は ご連絡を下さい。

|-|17:11| - | 2019.05.31 Friday |