フクちゃんといいます

先日の譲渡会でご縁を授かって 譲渡先に迎えられた子猫ちゃんから嬉しい近況報告です。

名前は 幸福のフクちゃんです。

待ちに待った愛猫として 家族に加わりました。

 飼い主さんは、何年か前に、山中でワナにかかって 斜面で宙吊り状態のまま地獄の痛みで絶叫しているところを保護された猫、現在名「ガンジロー」の飼い主さんの従妹に当たられる方です。

保護当時は、残念ながら重症を負った前足を切断という憂き目に遭ったガンジローでしたが、その代償として、慈愛深い家族に迎えてもらうことができました。

その愛らしい姿に刺激を受けて 我が家でも猫をと望んだご一家の下に受け入れてもらったのが フクちゃんというわけです。

 

命の危険ギリギリで救護され、保護主さんに育てられて、どうにか譲渡会にこぎつけた子猫たちのうちの幸運の1匹です。

 

 今、巷では、野良猫が産んだ子たちが あちこち増殖中です。

なんとかならんか、引き取ってくれないか、などという相談が増えるのもこの時季です。

猫の繁殖期には、せっかくこの世に生を受けながらも、生きる術のない子たちが いっぱい出てきます。

慈悲深い人の目にふれ、手を差し出され、救われるのは ほんの一握り。

あとは、カラスの餌食、交通事故、低体温と栄養失調による衰弱などで 消えていきます。

視界に入った子猫を放っておく人、見て見ぬふりで通り過ぎる人、野良猫に餌だけ与えて 増え放題には無頓着な人。

そして、助けたいけど、自分では手を出さず 丸々誰かを当てにする人。

そういう人が減って 積極的に守ろうとする人が増えれば 世の中 随分と変わっていくのでしょうね。

 この子達は、奇跡的に生き延びる機会を手にしたほんの少数派の幸運組です。

「ペットショップで買うと高いから」との理由で譲渡会の参加猫を希望する人が居ますが、これも なんだかなあ・・・・・・。

無料の犬猫だから欲しいというより、1頭1匹でも助けたい、守りたいとの想いで求めて下さる人があると嬉しいですね。

だって、犬も猫も それ自体が無料であっても、二十年に及ぶ一生では どれだけの支出があることでしょう。

愛する犬猫を守り抜くために 手間とお金と愛情を惜しまない人に送り出したいと 我々は考えています。

せっかく助けた命を 不幸になっていく未来に向かわせるようなことはできるはずもありません。

この子の兄弟が、そして 行き場を求めている子たちがまだ控えております。

ただの慰み者でも 子供の玩具でもなく、一つの尊い存在として扱っていただける方、どうぞ お申込み下さい。

次の譲渡会でお待ちしております。

 フクちゃんに続く幸運な子を送り出せる日を切望しながら。

|店主のつぶやき|21:57| - | 2019.06.18 Tuesday |