出所の日

 先般、鳥取県中部管内の保護施設(保健所の犬管理棟)に収容されている2頭のワンちゃんの貰い手さん募集の記事を覚えておられますか?

 なんと、数日経たないうちに、偶然にも2頭ともに 引き取りの申し込みがありました。

そのうちの1頭、通称「クロ」を引き取りたいとご希望の方が 初めての愛犬を迎えるにあたってのご相談に来られたのですが、アドバイスやご提案の末に、本日 めでたく トライアルの日を迎えました。

 親切なラピス母ちゃんの付き添いの申し出もあり、いざ出陣と 倉吉保健所に向かい、帰り道に ビンチェーロに寄って下さいました。

 

「出所」というと、なんだか服役を終えて娑婆に出た元受刑者みたいですが、彼の場合は、悪いことしたわけではありませんよ。

7月末に捕獲され、1ヶ月あまりのお世話を受けて、終生守ってもらえる終の棲家に向かっての めでたい門出の日です。

なんと、今日は9月6日で「黒の日」だそうです。

偶然とはいえ、クロは これからも「クロ」という名前のまま 優しいご家族の一員に迎えられました。

保健所施設から 久々の娑婆世界に赴き、無事 ビンチェーロに到着したクロ君。

 

 

怖がる素振りも 警戒心もなく、淡々と、そして堂々と 初めてのドッグラン入りです。

こちらでお貸ししたハーネスを装着して、譲渡当初の移動は脱走予防も考えて、首輪とハーネスの二段構えで臨みます。

これから フィラリア検査、去勢など、やることがたくさん待ってます。

どんな過去があるのか、どんな経緯や背景を持つのか 誰も知りません。

ただ、確かなことは、クロには 守ってくれる人ができたということです。

ビンチェーロに 今日初入荷したばかりの「うなぎの骨」を美味しそうに食べてからは、私のこと「おやつのおばちゃん」と思ったみたいで、慕ってくれるようについて来ました。

これから どんな生活が待ち受けているのか何も知らないクロ君。

家庭犬としての一生を始めるにあたり、彼にとって困難な試練、面倒な習慣も待ち受けています。

それらをうまく受け入れ、ゼロから ちゃんとこなしていけますように。

 今日は 出所初日ということで 無理なく クロの門出を喜び合いながら 初めての「おうち」に出発していきました。

 ちなみに、同時募集のビーグルちゃんも 少し前に 保健所を巣立っていったとのこと。

よかったよかった。

どの子も幸せになれよ。

応援してるから。

|店主のつぶやき|17:47| - | 2019.09.06 Friday |