ほっこりほのぼの

元保護猫のホッケ君がお買いものに来てくれました。

某動物病院の玄関先に瀕死の重傷を負った状態で捨てられていたところを 心優しい職員さんたちの手で救助されました。

誰かが、ここなら なんとかしてくれるだろうと踏んで 置いていったものと想像されます。

たくさんの病犬病猫の対応で多忙な中、それでも 放置することできず、懸命の救命処置に力を尽くした結果、一命はとりとめましたが、残念なことに、脳に損傷を負っていて、完治は望めないことが判りました。

で、誰が どうする?

そこなんですよ。助けるには助けても、その後 どうなるのと言う話。

だから、こういう想定外の救護には ほとんどの人が消極的になるわけです。

でも、職員の一人が、行く当てのない目の前の弱った子猫が気になって気になって どうにもならず、気が付いたら「私が引き取ります!」と手を挙げていたというわけです。

命はとりとめても 未知の後遺症の不安があるのを承知で 彼女は この子のお母ちゃんになる決意を翻しませんでした。

 

つけた名前が「ホッケ」。

幸運にも退院し、彼女の自宅で献身的な世話を受け、その後 結婚で家を出る時にも ホッケ君は一緒でした。

いかなる場合も ホッケ君を手放すことなく、今では、夫君となられた方からも寵愛を受けているそうな。

どうだ! おいら 幸せだぞ〜〜!!

誇らしく 顔をのぞかせたホッケ君です。

いつも このバッグに入り 共にご出勤です。

 

ホッケ君の代表的な後遺症は 激しいてんかん発作です。

投薬で管理されていますが、しっかりと守られて 困った後遺症すら 愛おしいホッケ君の一部として受け入れておられる飼い主さんには敬意を表すしかありません。

 

まだまだ世の中 捨てたもんじゃありません。

誰も振り向きもしない命、消えそうな命でも、助けようと手を伸ばす人が この鳥取にも存在することが心強いじゃありませんか。

誇らしいではありませんか。

可愛くて可愛くてしかたないと言って 宝ものを包み込むように 愛猫を抱え、夫君の待つ我が家に帰っていく若いホッケかあちゃんでした。

 

テーブルを彩る素敵な色と香り。

いちりんのはなさんが、ご依頼の肖像画を届けに来られた折、ご自慢の薔薇庭園に咲いていた花で可愛らしい花束をお土産に持って来られました。

 

いろいろな種類が咲き誇る薔薇庭園でも 特にご自慢の花を束ねて下さいました。

左側の黄色いのが「ジュードジョブスキア」といって、強くて 奥行きのある香しい匂いを放っています。

他にも 名前を教えてくれましたが、とても覚えきれるものではありません。

まあ、とにかく癒されます。

 

ついさっきまで 土に植わっていたので 活き活きして 新鮮な生命力が、辺りを輝かせています。

素朴な野の花も好きですが、丹精して育てた結果として咲き誇る花も これまた 手塩にかけた人の心意気を感じさせます。

さてさて、今回の素敵な肖像画は また明日以降にご紹介しましょう。

お楽しみに ♪

|店主のつぶやき|18:07| - | 2020.07.01 Wednesday |