譲渡会のあった日  10/.11

以前から お店をご利用のワンちゃんの多くは 年齢を重ね、老犬となっています。

そんな中の一頭、モコ君も 老犬の仲間入りとはいえ、まだ体力には余裕が感じられます。

これは とても嬉しいことです。

 

一次 大病を患うも、無事回復を果たし、健やかな老後を過ごしている様子を お買いものの度に 飼い主さんからお聞きすると、

安堵感と共に、こんな私の助言実行の下に、愛犬の健康防衛に全力を注いで下さる飼い主さんにも頭の下がる想いです。

乗り越えてくれたこと、そして、その子の健康を見守りながら 自分が関われていることに 感謝の気持ちを覚えます。

 

ハーネスのご相談に来てくれたトラジロー君。

適切なハーネス選びも大切ですが、装着したまま終日を過ごすこと自体も望ましくないので、これを機会に 管理上、見直していただくことがあるのではと僭越ながらアドバイスしかけたところに、折しも、パピー教室に向かう途中に立ち寄られた谷畑ドッグトレイナーから指導を受けるという流れになりました。

元気な男子なので 運動欲求を満たすだけでなく、生活のメリハリをつけてあげると より良い子になるように思いました。

土曜日定期訪問は、昨日の雨天で、翌日曜日となった大ちゃん。

 

週に一度 ここの匂いを嗅ぐのも 大切な習慣であり、無事で一週間を過ごせた証を刻むことを意味します。

 

この度 大ちゃん めでたく17歳になりました。

ガソリンスタンドで保護されて、今の飼い主さんちに引き取られて ここまで生きてこられたことを まずは感謝ですね。

年はとっても、このように自力で動けて 時には小走りできて、現役を楽しめる幸せを踏みしめます。

 

大爺さんを先輩と仰いで10年が過ぎたタブちゃんも これまた野良出身。

子犬時代に捨てられて 大ちゃん飼い主さんの妹さんちにご縁を授かり、すっかりファミリーに。

なんといっても 家庭犬としての道に入る折、頼りにしたのは大ちゃんなので 週一度の訪問は勿論一緒です。

 

ええ年して なんだいな。

な〜〜んて声が聞こえてきそうですが、これも年寄りの戯れ、ご愛嬌と許してやってね。

あと何年生きられるかなと ふと淋しさがよぎるとき、しっかりと抱き留めた懐の温もりを感じる時が、大きな力の源になります。

 

タブちゃんも やっぱり、吊るしの古着コーナーに目が留まった母ちゃんの酔狂につきあわされました。

 

え〜〜? こんなの やめて〜な。

乗り気でない顔。

 

じゃあ、お次はこれだ。

母ちゃんだけでなく 周りに居るおばさん連中までがせき立てて、またしても別の服を着せられて、一瞬だけですが、切れそうな視線が光りました。

野良時代には想像もできない この事態。

 

店内は和やかな笑いが満ちて、楽しいひととき。

肝心のワンちゃんは どう思ってるのかしらねえ。

 

一方、この日は猫譲渡会でした。

しか〜〜し・・・・・。

残念ながら 面会者はゼロでした。

あきらめないで 可愛い子猫ちゃん。

 

もう、これで何回目?

あたし、もうご縁ないのかなあ。

ちょっと 気のせいか悲し気な目を向けました。

大丈夫だよ。こんないい子に良縁が無いわけ ない!!

絶対に幸せという場所に送り出すから、もう少し 頑張ろうね。

 

保護されて、大事に面倒みてもらって 感謝はしてるけどさあ・・・・・。

温かい寝床に美味しい食餌、優しいスキンシップ、みんな 十分にお世話してもらって、ありがたいけどさあ・・・・。

早く「うちの子」と呼んでくれるお家に行ってみたいなあ。

母ちゃん猫も どこか あきらめ顔?

いえいえ、必ず希望はありますとも。

 

あ〜あ、誰も来ないもんで、もう 母子ともに寝ちゃったね。

ふて寝? なわけ ないよねえ。

いい夢見てよ。

でも、譲渡は夢に終わらせないからね。

 

さあ、4時になったから帰ろうか。

今日もご縁なかったね。

残念だけど、また来週。

 

保護主さん、時間が来て、譲渡会が終わると いそいそと帰り支度です。

母子が入ったケースを助手席に乗せて、じゃあ、お疲れさまと笑顔を見せるも、胸中は残念だろうなあと、無力な自分に苦笑しながら、見送る私。

せっかく保護した命だから、とことん 責任を果たすつもりで 長丁場もいとわない保護主さんを 我々も応援します。

来週こそ、幸福行の切符つかみたいですね。

 

久しぶりに来てくれたマロンちゃん。

 

しばらく姿見えなかったけれど、元気そうで何よりです。

 

アンちゃん、ビス君、いつものように元気で登場。

来始めた頃は、店内で 激しく興奮して吠え続けていたものですが、訪問回数を重ねていくうち、その頻度や時間は 目に見えて激減してきました。

やはり、慣れというのは大事ですね。

 

超小型犬の多くは こうしたスリングとやらいう抱っこ袋に入ってご来店です。

帰る折に、飼い主さんが ひょいと広げて誘うと、2頭とも、勝手知ったる袋にサッと飛び込みました。

有袋類のようで ちょっと笑えます。

冬は さぞかし温かくて、抱き懐炉といったところでしょうか。

|店主のつぶやき|14:56| - | 2020.10.12 Monday |